Software/AreaCalc

(3408d) 更新

研究関連

SPM画像データ中で面積を測定するためのプログラム

共立出版の書籍で紹介した自作プログラムです。

例えば、薄膜を蒸着した表面において、試料表面の薄膜に覆われている 部分の面積を求めたい、あるいは、2種の異なる構造が混在する表面で、 その比率を求めたいと言うような時に使うことができます。

とはいえ、計測作業のほとんどは別ソフトを使うことになるのですが。。。

以下に使用例を示します。

使い方

例えば下図のように、ステップを含む表面上で薄膜構造が表面を覆う 割合を求めたいとします。

raw.png

まず、測定したい画像をマイクロソフトウィンドウズのアクセサリに 含まれるペイント、あるいは、アドビ社の Photoshop、コーレル社の Paintshop など、画像データ編集機能の付いたペイントソフトに貼り 付けます。同等の機能を持つフリーソフトとしては Gimp も有名ですね。

その編集機能を用いて、測定したい領域を元のデータには使われていない 色で塗りつぶすと、下図の画像が得られます。

colored.png

ここまでできれば、面積を測定するには、塗りつぶしに使った色の ピクセルを数えれば良いわけです。

ここで頒布するソフトウェアは、画像中の特定色のピクセルの数を数える 機能を持つものです。(本当にそれだけです、期待させてすみません)

ソフトを立ち上げると次のような画面が出てきます。

AreaCalcMainForm.png

塗り分けを済ませた画像をクリップボードにコピーして、このソフトに Ctrl+V キーで貼り付けます。

AreaCalculated.png

測定したい領域にカーソルを持っていくと、一番下の領域に 同じ色を持つピクセル数と全体に対する割合が表示されます。

そのまま画像上でクリックすると、画像中でその色が占める割合が テキスト形式でクリップボードにコピーされますので、別のソフトに 貼り付けて使うことができます。

24.0146573784976%

一点気をつけなければならないのは、塗り分けを終えた画像を jpg で 保存してはいけない点です。jpg で保存する際にはは不可逆圧縮が 行われるため、読み出したときに塗り分け部分の面積が多少ですが 変わってしまいます。

塗り分け画像を保存する際には tiff や bmp, png などの 非圧縮や、可逆圧縮ファイル形式を用いるのが望ましいです。

ダウンロード

fileAreaCalc.lzh (2008/01/21)

このソフトは Microsoft 社が無償で提供している開発環境である、 Visual C# Express Edition を使って作りました。

実行には .NET Framework 3.5 が必要です。

ファイルにはソースコードも含まれていますので、自由に改良して 使ってくださって結構です。ライセンスは MIT ライセンスとします。

VisualC#.png

皆さんの役に立つことを祈っています。


添付ファイル: fileAreaCalc.lzh 1219件 [詳細] fileVisualC#.png 1006件 [詳細] fileAreaCalculated.png 1069件 [詳細] filecolored.png 1061件 [詳細] fileraw.png 1008件 [詳細] fileAreaCalcMainForm.png 1046件 [詳細]

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