本特別研究会は、過去13回にわたり、応用物理学会の主催で、我が国における表面プローブ顕微鏡(SPM)
研究の活発な交流の場として、また新しくSPMの分野の研究を開始される研究者への啓蒙の場として大きな役割を果たしてきました。
最近ではSTMを基礎とする各種走査プローブ顕微鏡(SPM)技術の発展が著しく、いずれの技術も表面科学の基礎研究のみならず
広範な応用分野から大きな期待が寄せられています。
本年は第8回SPM国際コロキウムとして、第3回アジアSPMとの共催の下、昨年度と同様に熱川ハイツにおいて
開催する運びとなりました。
アジアSPM会議は、アジア・環太平洋地域におけるSPM研究者間の交流を深め研究を活性化させるために企画され、
1994年に第一回会議が仙台で、続いて、第二回会議が1994年、ソウルにおいて開催されています。
今回は、両会議の共催により、これまで以上に活発な議論が展開され、多くの実りある成果が得られるものと
期待しています。
本分野の研究者および本分野に感心をお持ちの方々の参加をお待ちしています。
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