量子力学Ⅰ のバックアップ(No.63)

更新


授業概要

応用理工学類の3年生向けに2015年度から担当している「量子力学Ⅰ」の授業ノートを公開しています。

75分授業 × 週2回 × 15週 = 30回で3単位の講義になります。

授業は 講義+演習 で行い、演習の一部は宿題としています。2019年度の授業進度が下にあります。

講義は主にここにある授業ノートをかいつまんで板書しながら説明します。アニメーション部分などはブラウザ画面をスクリーンに映します。

演習は、普通の授業とは異なり、講義で学んだことが身についているかどうかを試すための演習ではなく、まだ習っていない部分を演習問題を解いていくことで自分で導き、身に着けるという方針で行います。これまで中学・高校・大学で学んできた数学や科学の知識を総動員すれば量子力学の重要な結果を自ら導けることを感じ取り、自信をつけてくれることを期待しています。

とはいえ、初見で簡単に解けるような内容でもありませんので、演習では問題とともに解答も配ります。自力で解けるところは自力で解き、詰まったらあまり時間をかけずにどんどん解答を見ながら進んでください。授業中に演習の時間を取りますので、A4のレポート用紙を持参してください。

まだまだ内容の不備など残っているかと思います。お気づきの点があればコメントを残していただけると助かります。

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2021年度 授業進度

筑波大学の方は番号のクリックで講義動画(Microsoft Stream)を視聴可能です。

  • 第1回 4/12
  • 第2回 4/14
  • 第3回 4/19
  • 第4回 4/21
  • 第5回 4/26
  • 第6回 4/28
  • 第7回 5/7
  • 第8回 5/10
  • 第9回 5/12
  • 第10回 5/17
  • 第11回 5/24
  • 第12回 5/26
  • 第13回 5/31
    • 13A 不確定性原理
  • 第14回 6/2
    • 14A 群速度と波束の崩壊(前編)
    • 14B 群速度と波束の崩壊(後編)
  • 第15回 6/7
    • 15A 中心力場(球座標における微分演算子)
    • 15B 中心力場(球座標を用いた変数分離) 演習導入
  • 第16回 6/9
    • 16A 中心力場(演習解説)
  • 第17回 6/14
    • 17A 球面調和関数
    • 17B 球面調和関数(実関数表示)
  • 第18回 6/16
    • 18A 角運動量の生成消滅演算子(演習導入)
    • 18B 角運動量の生成消滅演算子(演習解説)
  • 第19回 6/21
    • 19A 水素原子(演習導入含む)
    • 19B 水素原子(演習解説)
  • 第20回 6/23
    • 20A 球対称井戸型ポテンシャル
    • 20B 球対称井戸型ポテンシャル(有限障壁)
  • 第21回 6/28
    • 21A 3次元調和振動子(演習導入)
    • 21B 3次元調和振動子
  • 第22回 6/30
    • 22A 正規直交系の変換行列
    • 22B 1次元トンネル現象(粒子の流れを伴う定常状態)
  • 第23回 7/5
    • 23A 1次元トンネル現象(境界条件)
    • 23B 1次元トンネル現象(方程式を解く)
  • 第24回 7/7
    • 24A 1次元の散乱現象(演習導入)
    • 24B 1次元の散乱現象(演習解説)
  • 第25回 7/12
    • 25A 多粒子系のシュレーディンガー方程式
    • 25B 同種粒子の不可弁別性と波動関数の対称性
  • 第26回 7/14
    • 26A 相互作用のない複数粒子の波動関数
    • 26B スレーター行列
  • 第27回 7/19
    • 27A 対称性・反対称性を満たす波動関数
    • 27B 交換相互作用
  • 第28回 7/21
    • 28A 平均場近似
    • 28B ハートリー・フォック法
  • 第29回 7/26
    • 29A 三次元の散乱現象
    • 29B 三次元の散乱現象(2)
  • 第30回 7/28
    • 30A 散乱断面積と確率の保存
    • 30B ラザフォード散乱

量子力学Ⅰ/過去の授業進度


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