20th International Colloquium on Scanning Probe Microscopy (ICSPM20) | |
概要本特別研究会は、1985年より過去25回にわたり応用物理学会の主催で開催され、我が国における表面プローブ顕微鏡(SPM)研究の活発な交流の場として、また新しく SPMの分野の研究に参画される研究者への啓蒙の場として大きな役割を果たしてきました。1993年、第7回からは、国際コロキウムとして再編され毎年開催されています。 2000年には、ICSPM8が、アジア環太平洋の国々の間で本分野の交流を図ることを目的として設立されたAsian SPM(第3回)と共催で、また、2005年にはICSPM13がSTM05と共催で札幌において開催されました。札幌では、39ヵ国から750人の参加者があり盛大な会議となりましたことを覚えておられる方も多いかと思います。 2002年には、第10回の記念としてハワイで開催されましたが、今年は第20回を記念し、沖縄で開催する運びとなりました。 21世紀を迎え、ナノテクノロジーが世界的に国家的戦略の中心に位置づけられ、これまでの科学・技術を基盤として、超高速素子開発、新規機 能性分子の合成、分子モーターの開発、バイオテクノロジーとの融合など、新しい分野が構築されつつあります。微細な構造の創製、物性評価におけるSPMの 潜在力は高く、本研究会が、ますます重要な役割を担っていくことは間違いありません。 本年も国内外から、第一線の研究者を招待し、それぞれの領域での先端の研究成果や各国の現状に関してご講演をお願いするとともに、併せて、 本分野の現状を振り返り、ナノサイエンス、ナノテクノロジーをキーワードとして広がる境界領域各分野の理解を深めることも目的としています。 本分野の研究者、及び本分野に関心をお持ちの方々の参加をお待ちしています。 尚、これまでの会議の詳細については、過去の会議の Web サイトをご覧いただくことが可能です。
主要題目
プログラム招待講演を含むすべての口頭発表はシングルセッションで行われ、展示業者による ショートプレゼンテーションも同じホールで行われます。初日の夜にはポスター セッションが、二日目の夜にはバンケットが予定されています。 招待講演、口頭発表、ポスター発表の分類は投稿されたアブストラクトと投稿 論文数とを元に決定させていただきます。 プログラムの詳細はこちらをご覧下さい。 主催社団法人 応用物理学会協賛(交渉中を含む)日本物理学会、日本化学会、日本金属学会、 日本表面科学会、電子情報通信学会、電気学会、触媒学会、電気化学協会、表面技術協会、日本電子顕微鏡学会、高分子学会、精密工学会 |