3Dプリンタ作例/ベアリングのテスト

(156d) 更新


3Dプリンタ作例

ベアリングも作れるかな?

コロまで印刷する案

こんなやつ。

model1.png

0.1 mm の積層でクリアランス 0.25 mm としてみた。

回らないことはないのだけれど、ゆっくり回したときにどうしてもコロが倒れてしまって引っかかる。

それを防ごうとしてクリアランスをこれ以上小さくするとくっついてしまう。

この方針でちゃんと性能を出すのは難しいみたいだ。

倒れ防止のリテーナーを入れるのも、3Dプリンターの特性上コロが地面に 接していないと印刷できないことから良い案が思い浮かばなかった。 (今考えると、リテーナーのみ後入れするなら可能性はあったのかもしれない? 下で書いたBB弾を使う方法がうまく行ってしまったので試していない)

BB弾を使う

Kumagai, M (@kumarobo) さんのツイートでBB弾を使うと良いと聞いたので、玉を後入れして中央のパーツをネジで留める形にした。

https://twitter.com/search?q=3dプリンタ ベアリング bb弾&src=typed_query&f=top

内径 10、外径 30、ネジ M14x1 を積層 0.1 mm で印刷したところ、空回しでもかなり回り続ける満足いく性能が得られた。(印刷直後はベアリング内壁に生じたゴミのようなでっぱりで引っかかる感じが残っていたけれど、それを除去したところ非常によく回るようになった)

  • 積層は 0.1 mm
  • 設計上のクリアランスは 6 mm + 0.1 mm とした
  • M14x1 ネジは規格そのまま
  • ネジを回しにくいので指が引っ掛かりやすいようギザギザ処理するか、あるいは六角にしてしまってもいいのかも
  • スライサーの設定ではシーム位置をランダムにして、引っ掛かりが少なくなるようにした
  • かなり深い溝で保持しているので横方向の力にも強くなっている

bearing2.png bearing2_gcode.png

WIN_20211218_14_48_20_Pro.jpg movie

リテーナーを入れる?

https://www.nicovideo.jp/watch/sm38238483

玉同士が引っ掛からない目的に加えて、ネジなどの機構なしで後入れできるようになるみたい。

bearing3.png bearing3_gcode.png

BB弾の使用数が少ない割にこちらもかなり良い。

空回しでかなりの時間回り続けるし、力がかかった状態で使ったときの引っ掛かりもほぼ感じない。

WIN_20211220_20_54_16_Pro.jpg bearing3_mp4.png

どちらがいい?

リテーナーによる摩擦軽減は明確と言えるほどではなかった。 リテーナーなしの方がコンパクトにできるし、溝を深くとれ、玉が多いこともあって荷重に強そう?

どちらを使うにしても、 これだけのものを内径や外径を好きに選んで作れるのは重宝しそう。

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