ウォーム&ウォームホイール の履歴(No.2)

更新


工作/Fusion360歯車スクリプト

概容

Fusion360歯車スクリプト を使ってウォームとウォームホイールを作り、組み合わせて動かしてみます。

スクリプトのダウンロード、インストール、基本的な使い方は上のリンクをたどって下さい。

worm_wheel5.gif

目次

ウォームの生成

ウォームはラックを回転させることで生成しています。

Rack/Worm タブで Num. Spiral (条数)を 1 以上にするとラックではなくウォームが生成されます。

worm3.png worm4.jpg

条数は、ウォームを1回転させたときに軸方向に進むピッチ数のことです。 ウォームの断面を見たときに円周状に並ぶ歯の数でもあります。

図は同じピッチ、同じ基準円直径で条数を1,2,3,4と変化させて生成したウォーム形状です。

ウォームホイールの生成

Flat Gear タブの Worm Wheel にチェックを入れ、
Worm Diameter にウォームの基準円直径を、
Worm Spiral にウォームの条数を入力すると生成できるのですが・・・

ここで生成されるウォームはそのままでは利用できません!

worm_wheel1.png

そのままの状態でウォームとかみ合う(あるいは半ピッチ分回転が必要かも)ように生成されるため、 なぜこれがそのまま使えないかは干渉を調査してみると一目瞭然です。

worm_wheel2.jpg

ウォームホイールの歯先をウォームの歯溝へ出し入れする際に歯先同士が干渉してしまうのです。

これを防ぐにはウォームホイールの歯先をトリミングしてやる必要があるのですが、 この計算は簡単には行えない気がします・・・

ウォームを切削具として使って Fusion360 内でトリミングの計算を行う

上記のように生成したウォームホイールと、バックラッシュを負に設定した切削用のウォームを組み合わせて少しずつ動かしながら、ウォームホイール形状からウォーム形状を引き算することにより、実際にウォームホイールが切削により切り出される際と同様の加工を行えます。

ただこれ、手作業ではやってられないのでスクリプトでやりたいところ。
一応頑張って動かしたのがこれです:

worm_wheel3.gif

単に組み合わせて動かしているように見えますが、実際にはかなりの時間がかかっていて、ウォームを18度回すごとにウォームホイールからウォーム形状を切り取る作業をウォームホイールが1ピッチ進むまで繰り返しています。

もうちょっとちゃんとしたものができたらこのスクリプトも公開したいのですが、 移動済みのコンポーネント内にある回転軸の座標をうまく取りだせなくて、 だましだまし鹿使えないので困っています。。。

↑このあたりの話を理解した上でごにょごにょすればいいのでしょうけれど???

で、切ったウォームホイール形状を切る前のウォームホイール形状から引き算したのがこちら:

worm_wheel4.jpg worm_wheel5.jpg

この切り欠き部分を円周上のパターンにして引き算すれば、そして始めに用意するウォームのバックラッシュを負にしておけば、ウォームホイール歯先部分のトリミングを行えることになるのですが・・・面倒だし、計算重いし、もっとうまくできる方法はないものか???

worm_wheel6.jpg

それ以前に

トリミングした後に残るインボリュート曲線部分が少なすぎる気がする???


Counter: 262 (from 2010/06/03), today: 3, yesterday: 0