プログラミング/riot.js の履歴(No.5)

更新


公開メモ

覚えにくい点をメモ

  • カスタムタグのスクリプト内に於いて、this 変数は常に「現在のタグのインスタンス」を指します。などというときの「タグのインスタンス」は、「カスタムタグに関連づけられたデータオブジェクト」のこと。← これとても重要
    • タグに相当する DOM エレメントは this.root で参照する
  • <style type="riot"></style> を置くことで、riot が css を挿入する位置を指定できる。
    (type って text/css じゃないものが書かれていても大丈夫なんだっけ???)
  • カスタムタグを利用する際は<todo></todo>のように閉じられる必要があります。自己終了タグ<todo/>はサポートしません。
  • this.refsオブジェクトに続くref属性を持つ要素へのアクセス って何だっけ?
  • タグのライフサイクル
    1. タグが構成される
    2. タグのJavaScriptロジックが実行される
    3. テンプレート変数が計算され、"before-mount" イベントが発火
    4. ページ上でタグがマウントされ、"mount" イベントが発火
    5. 次のいずれかで update される。
      その際、"update" イベントで値を計算し、html 更新後に "updated" が発火
      • Observable な変数が変更された際自動的に (e.preventUpdateをtrueにセットしない場合)
      • this.update()が現在のタグインスタンス上で呼ばれたとき
      • this.update()が親タグあるいは、さらに上流のタグで呼ばれたとき。更新は親から子への一方通行で流れる。
      • riot.update()が呼ばれたとき。ページ上のすべてのテンプレート変数を更新。
    6. unmount() が呼ばれれば、'before-unmount' の後に 'unmount' が発火
  • イベント名に一貫性がないことに注意が必要
    "mounting", "mounted", "updating", "updated", "unmounting", "unmounted" などだったら覚えやすいのに
  • コンパイラ入り riot を使う場合は、<script src="todo.js" type="riot/tag"></script> の形で tag を呼んでおけばよしなにしてくれる

ドキュメントのバグ

イベントハンドラでの e.target

http://riotjs.com/ja/guide/#イベントハンドラ

では、

- e.currentTarget は、イベントハンドラが指定された要素を指します

- e.targetはイベントの送信元エレメントです。これは必ずしも必要ではなく、currentTarget と同じです。

と書かれているのだけれど、

e.currentTarget がイベントハンドラが指定された要素であるのに対して、
e.target はイベントが発生した要素になることがあるようでした。

http://jsbin.com/tiqoyehaco/edit?html,output

こちらの黄色い枠の上へマウスカーソルを持って行くと
e.target が A 要素なのに対して
e.currentTarget が DIV 要素になることが分かります。

で、確かめてみると英語の説明は

- e.currentTarget points to the element where the event handler is specified.

- e.target is the originating element. This is not necessarily the same as currentTarget.

で、e.target の説明を日本語にする際に誤訳していたことが分かりました。

修正を PR しました。
https://github.com/riot/riot.github.io/pull/191

プリプロセッサの説明へのリンクが壊れている

http://riotjs.com/ja/guide/#%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B5

「プリプロセッサ」からの飛び先は、

PR するために準備中。
https://github.com/osamutake/riot.github.io/commit/766b8e6124797bf6641300356eb5ed1b7135c389

コンパイルできる環境を作るには

riot のタグを slim + sass + coffeescript で書きたい

プログラミング/nvm のように nvm 経由で Node.js と npm を入れて、

LANG:console
$ rvm use
 Using /home/osamu/.rvm/gems/ruby-2.4.3
$ gem install slim sass coffee-script
$ nvm use
$ npm init
$ npm install riot uglify-js
$ riot --version
   riot-cli:      4.0.1 - https://github.com/riot/cli
   riot-compiler: 3.4.0 - https://github.com/riot/compiler
$ mkdir riot_tags
$ cat > riot_tags/raw.tag.slim
 raw
   span
 
   coffee:
     @root.innerHTML = opts.content
$ cat riot_tags/* | slimrb -ps | riot -io | uglifyjs -o public/riot_tags.js

こんな感じでうまく行きそうなんだけれど、

たしか、slimrb がタグとタグとの間の改行を消してしまうことがあって、 そのせいで riot がエラーを吐く場合があった気がする。

LANG:console
$ cat riot_tags/* | slimrb -ps | sed -e 's/></>\n</g' | riot -io | uglifyjs -o public/riot_tags.js

とか、

LANG:console
$ npm install html
$ cat riot_tags/* | slimrb -ps | html | riot -io | uglifyjs -o public/riot_tags.js

とかで何とかすればいいのだっけ?

あれ、これだとファイルの末尾が空行でないとおかしな事になるな。。。


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