ATX電源ユニットのモジュラーケーブルピン配置変更 の変更点
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[[公開メモ]] * 概要 [#t4cc6823] PCの電源から異音がしたので新しいのを買ったのだけれど、電源ユニットとSATA機器その他の周辺機器とを繋ぐモジュラーケーブルのピン配置がメーカー毎に異なっていることを知り、愕然とした。 異なるメーカーもほとんど同じコネクタを採用しているため、問題なく挿すことができるのに、ピン配置が違うので異なるピンに異なる電圧がかかってしまう。 間違ったケーブルを使ってしまえば当然動作しないし、ハードディスク等の周辺機器を壊してしまう危険も高いので、本当に慎重に扱う必要がある。 どうしてこんなことになっているの?! 一旦コネクタをばらしてピン配置を変えれば異なるメーカーの電源とケーブルを組み合わせて使えるので、その方法も書いておく。 * Abee の電源を Corsair の電源に交換した [#vfd0cd2b] 長年使った Abee の電源のファンから異音がしたので、 新たに Corsair の電源を買ってきて換装した。 Abee の電源に付属のケーブルの方が長くて、端子数も豊富だった。 というか、Corsair 付属のケーブルだと届かなかったり、数が足りなかったりした。 どちらも電源ユニット側は6ピンの四角いコネクタで、 上列真ん中のピンに丸みが付いているかどうかを除いて、 ほぼ同じ形状。物理的には、どちらのケーブルもどちらの電源にも挿せる。 左がAbee、右がCorsair &attachref; &attachref; 周辺機器側は4ピン汎用端子と SATA 電源端子。 - 4ピン汎用端子は、12V, GND, GND, 5V &attachref; - SATA 電源端子は 12V, GND, 5V, GND, 3.3V &attachref; の順に並んでいる。 で、Abee と Corsair では配線のしかたが異なっていて、 4ピン汎用端子は、 &attachref; SATA 電源端子は、 &attachref; だった。 Corsair の電源と Abee のケーブルを組み合わせてしまうと、 - 周辺機器の 12V 入力端子に 5V がかかる - 周辺機器の 5V 入力端子に 3.3V がかかる - 周辺機器の 3.3V 入力端子に 12V がかかる ことになる。特に最後のがヤバイ。 * ピン配置を換えるには [#e6fe9cca] ホチキスの芯を使う方法がうまく行った。 http://begigrammer.hatenablog.com/entry/2017/03/06/120123 http://maxserve.blogspot.jp/2014/04/thunderboltboxcustomize.html ただ、しっかり奥までホチキスの芯を挿しても、そう簡単にはケーブルは抜けない。 ホチキスの芯がちゃんと刺さっていることを確認したらケーブルをラジオペンチを使ってだましだまし引っ張る。 ホチキスの芯が正しくカエシを押せていないまま無理にケーブルを引っ張るとカエシが異常に変形したり、コネクタのプラスチックが変形したり、ケーブルが切れたりろくな事にならない。 無理な力を加えないよう加減しながらだましだましをやってみて、抜けなければホチキスの芯をちょっと動かしたりして。最後は少し無理矢理引っ張ってみて、などを試すと、だんだん加減が分かってくる。
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