ATX電源ユニットのモジュラーケーブルピン配置変更

(464d) 更新

公開メモ

概要

PCの電源から異音がしたので新しいのを買ったのだけれど、電源ユニットとSATA機器その他の周辺機器とを繋ぐモジュラーケーブルのピン配置がメーカー毎に異なっていることを知り、愕然とした。

異なるメーカーもほとんど同じコネクタを採用しているため、問題なく挿すことができるのに、ピン配置が違うので異なるピンに異なる電圧がかかってしまう。

間違ったケーブルを使ってしまえば当然動作しないし、ハードディスク等の周辺機器を壊してしまう危険も高いので、本当に慎重に扱う必要がある。

どうしてこんなことになっているの?!

一旦コネクタをばらしてピン配置を変えれば異なるメーカーの電源とケーブルを組み合わせて使えるので、その方法も書いておく。

Abee の電源を Corsair の電源に交換した

長年使った Abee の電源のファンから異音がしたので、 新たに Corsair の電源を買ってきて換装した。

Abee の電源に付属のケーブルの方が長くて、端子数も豊富だった。 というか、Corsair 付属のケーブルだと届かなかったり、数が足りなかったりした。

どちらも電源ユニット側は6ピンの四角いコネクタで、 上列真ん中のピンに丸みが付いているかどうかを除いて、 ほぼ同じ形状。物理的には、どちらのケーブルもどちらの電源にも挿せる。

左がAbee、右がCorsair

[添付] [添付]

周辺機器側は4ピン汎用端子と SATA 電源端子。

  • 4ピン汎用端子は、12V, GND, GND, 5V

[添付]

  • SATA 電源端子は 12V, GND, 5V, GND, 3.3V

[添付]

の順に並んでいる。

で、Abee と Corsair では配線のしかたが異なっていて、

4ピン汎用端子は、

[添付]

SATA 電源端子は、

[添付]

だった。

Corsair の電源と Abee のケーブルを組み合わせてしまうと、

  • 周辺機器の 12V 入力端子に 5V がかかる
  • 周辺機器の 5V 入力端子に 3.3V がかかる
  • 周辺機器の 3.3V 入力端子に 12V がかかる

ことになる。特に最後のがヤバイ。

ピン配置を換えるには

ホチキスの芯を使う方法がうまく行った。

http://begigrammer.hatenablog.com/entry/2017/03/06/120123

http://maxserve.blogspot.jp/2014/04/thunderboltboxcustomize.html

ただ、しっかり奥までホチキスの芯を挿しても、そう簡単にはケーブルは抜けない。

ホチキスの芯がちゃんと刺さっていることを確認したらケーブルをラジオペンチを使ってだましだまし引っ張る。

ホチキスの芯が正しくカエシを押せていないまま無理にケーブルを引っ張るとカエシが異常に変形したり、コネクタのプラスチックが変形したり、ケーブルが切れたりろくな事にならない。

無理な力を加えないよう加減しながらだましだましをやってみて、抜けなければホチキスの芯をちょっと動かしたりして。最後は少し無理矢理引っ張ってみて、などを試すと、だんだん加減が分かってくる。


Counter: 921 (from 2010/06/03), today: 1, yesterday: 0