Xilinx PlanAhead 12.4 のプロジェクトマネージャを使ってみた

(2364d) 更新


公開メモ

PlanAheadがISEのIDEになる?

marsee さんが http://marsee101.blog19.fc2.com/blog-entry-1611.html で 紹して下さった記事に触発されて、PlanAhead 12.4 をいじってみました。

結論としてはいまいちなんですが・・・

良くなったかもしれない点

プロジェクトフォルダ構成が大きく変わったみたい

ISE ではプロジェクトフォルダ直下に多くの中間ファイルやレポートファイルが できてしまい、とても見づらかったのですが、PlanAhead では一時ファイルは 別フォルダにできるようになったため、その点は大きく改善されました。

エラーメッセージなどの処理は少し速くなったかも?

ISE ではレポートの html を作成・消去する際に gui が動かなくなるのが 嫌だったんですが、その点は改善されているみたいです。

グラフが出たりも目新しいですね。

細かい操作感は改善の兆しがある?

メッセージをクリックした際にソースの該当箇所に飛ぶ動作がスムースだったり、 表示方法が工夫されていたり、改善しようという気概は感じられる?

後は、いろいろ気になる点が多いです

でも、良いかな、と思ったのは上記くらいかも。

エディタはフォントすら変えられない

カスタマイズしたいです。

合成処理フローが分かりにくい

ISE では内部から呼び出されるコマンドラインがメッセージとして見やすく残ったのですが、 PlanAhead では内部で何をやっているかがずいぶん見にくくなっているように感じました。

インクルードパスがむちゃくちゃ

プロジェクトフォルダを汚さないように、サブフォルダを作ってそこで合成するのが 災いしています。`include で指定するインクルードファイルが、自動生成された そのフォルダを基準に検索されてしまうため、当然のごとく「見つからない」 のエラーが出てしまいます。

今まで、`include "hoge.inc" などとしてたところを、`include "..\..\hoge.inc" なんてしなきゃならないとか、困りものです。

解決策としては、Project Settings の Synthesis に、-vlgincdir "プロジェクトフォルダパス" を追加して、プロジェクトフォルダから探してもらうように設定すれば大丈夫でした。

ただ、これだけだと Elaborate には同様の問題が残りました。 まだこの機能が何をする物なのかすら分かってないので、 インクルードパスをどこで設定したら良いのかなど、調べてません。

エディタウィンドウでファンクションキーを押すとおかしな文字が入力される

例えば Synthesize のショートカットは F11 なんですが、 エディタウィンドウでこれを押すと文字化けした □ が入力されてしまいます。

こんなわかりやすいバグが残っているのを見ると、 日常の作業で使われることを想定しているのか?と疑問を持ってしまいます。

ソース編集後の再構築はどうしたらいいの?

ほんのちょっとソースを変更した後など、 Synthesize → Implement → Bitgen → iMPact の順で、 それぞれ前段階が終わるのを待ってからボタンを押さなきゃならないのは 非常に面倒なので、ワンクリックで全部やってほしいです。

シミュレーション支援はないみたい?

テストベンチを管理して、ダブルクリックで ISim 起動するとかのシミュレーション支援機能は まったく実装されていないようです。

つまり、現状では ISE でシミュレーションまで終わらせてから、 わざわざプロジェクトをコンバートして、インプリメントだけ PlanAhead を使う、 というような利用方法しかできません。

現状では使いたくならない

このような状況を見る限り、現時点ではわざわざ PlanAhead を使う意味を 見いだせませんでした。

marsee さんのおっしゃるとおり、ということですね。
http://marsee101.blog19.fc2.com/blog-entry-1718.html

PlanAheadのプロジェクトはまだ発展途上のような気がします。ISimも13で統合されるそうですし、ISE13を待ちたいと思います。

ISim が統合されるとなると、いろいろ便利になりそうですね。

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